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2022.08.29 (Mon) 09:47
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8月コラム
近年、嵐や大雨など異常気象が頻発しており、その原因のひとつとして地球温暖化が挙げられています。地球温暖化とは、産業活動が活発になり、二酸化炭素やメタン、フロンガスなどの「温室効果ガス」が大気中に放出され、地球全体の平均気温が上昇している現象のことです。
IPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の報告によると、世界の平均気温は産業革命前に比べて、1℃上昇しています。地球の気温が1℃上がると、水蒸気の量が約7%増え、大雨になりやすいと言われています。
もとより水の惑星と呼ばれる地球は水循環をしています。地表面に降った水が次第に集まり川となって海に。太陽のエネルギーによって海水や地表の水が蒸発し、上空で雲になり、やがて雨や雪となり地上へというように絶えず循環しています。
温暖化はこの水循環のバランスを崩します。海水の温度が上がると海面から水の蒸発がさかんになり、上空で通常より多くの雲を形成します。そして雨となって地上へ降りますが、水蒸気の量が増加しているので大雨になり、豪雨の発生につながります。
人為起源によって起きた地球温暖化が、自然に与える影響は大きいということに気が付きました。私としても温暖化をどうにかしたいという気持ちはありますが、個人でできることは限りがあります。2015年のパリ協定では世界各国が共通の目標を掲げています。実現に向かってより一層努力してほしいです。個人でも、電気を付けっぱなしにしない、不要なコンセントは抜くといったできることは継続していきたいと思いました。
中河